【人材定着は電話応対から!】従業員との溝を埋めるヒント
電話応対についての考え方で社員とのギャップがあるかも!?なんて考えたことありますか?
今回は社長であるあなたが、まだ気づけていないなら知っておくべき、電話応対を従業員がどうとらえているかについて、リアルにお伝えします。
人材定着にもつながる社員教育のヒントが得られますよ!
「電話での対応」ムダだと思っている従業員
従業員に離職されずに、人が定着する『愛され経営』になるためにも、部下の心を掴むことは大切ですよね。
とはいえ、どうも経営者と従業員が見ている視点はまったく違っており、その「社員との溝が深すぎること」が離職にもつながる不満のタネになるのでは?と思ったきっかけが「電話応対」についてのとらえ方でした。
そのため、この人材ブログに「社員との溝を埋めたい」というカテゴリーを設けることにしました。
このトピックスを読んで、知らないうちにどんどん人が辞めてく《ザル経営》企業になっていないかチェックする、お役に立てれば嬉しく思います。
無駄だと思う仕事ランキング
そもそも、従業員が無駄だと思っていることがなんだかご存じですか?
2021年とやや古いデータですが、All Aboutニュースで「無駄だと思う仕事」ランキング9位に、「電話での対応」が入っています。
ちなみに1位は「無駄な残業」2位は「ハンコでの承認作業」となっており、あながち無視できない結果ではないでしょうか?
すると、どうやら世代や性別によって、電話対応に関しての悩みどころは、見るべきポイントが違ってくるようなのです。
【世代別】従業員の電話応対の悩み
例えば、学生時代がコロナの時期と重なった世代では、人間関係の築き方が分からない、距離感が分からないと言った社会的な背景がベースにあります。
また、幼少期から携帯電話が普及していたため、電話を掛けたり取ることに慣れていないことから、電話対応が苦手という人が増えて来ていると言います。それは電話恐怖症と呼ばれているほどです。
上の世代からは少し、心情を理解するのがむずかしそうですが、本人たちも辛いでしょうね。
とはいえ、企業となるとメールでのやり取りと電話の使用は、内容によって使い分けが必須ですから、電話応対をきちんと出来てもらわなくては困りますよね?
人は苦手だと避けますが、なぜそうしているのかが理解できると、自信をつけさせればいいことがわかります。
そのため、こういった背景を知っていると、「やらない」のではなく、本当に「やれない」だけかも知れません。
そうであれば、新人研修には今までよりも基本的な電話応対の研修をしてあげるだけでも、職場定着率を上げ、無駄に「うちの新人はまったくもー」を避けることができそうです。
【男女別】従業員の電話応対の悩み
次に性別から見ると、「電話に出ない男性社員」への不満が思いのほか多いのです。
じつは私自身はピンと来なくて、面白いと思って知人に話したところ、「あー」と苦笑いしながら「ありますねー」とのこと。
その方はいまは独立されていて、前職では性別に関係なく活躍できる職場にいたにも関わらず、この「電話に出ない男性社員」問題は、あるあるなのだと知りました。
私がピンと来なかったのは、新卒で入った会社で男性の先輩も関係なく、秒で受話器を取る社風があったからかも知れません。
つまりは、中途であっても新入社員のときに性別に関係なく、電話対応はこうあるべきという、自社の方針を打ち出すべきだと言えます。
たかが電話対応でそんなルール化を?
と、思われるかも知れませんが、従業員への扱いについて公平化に取り組まない企業では、離職されやすいのも事実。
むしろ、たかが電話対応と言ったことで、企業イメージも、職場定着率もアップして、職場環境もわきあいあいとするのならば、こんな明日からでも取り組める改善法もないのでは?
あなたは従業員の心が掴めていますか?
いずれにせよ、どんどん人が辞めていく、定着しない、人材の育成と言った悩みの背景には、経営者が思い込みで従業員を見ていることで、亀裂が生まれていることも一因と言えそうです。
一方で、社員教育などを難しく考え過ぎて、基本的なことを見落としているのかも知れません。
でも、ご安心ください。
そんなときこそエネルギーをツールに使えば、視座を上げて、人の心が分かっていくようになりますよ!
経営の悩みをエネルギーで解消!
リスクマネジメントにも、愛され経営にも効果的
視座を上げることのメリットは、問題が起きても、原因の本質が掴めるようになる点です。
そもそも根本的な原因がわかってないのに、効果的な対処ができるはずはありません。
分かりさえすれば行動に移せばいいだけです。
そんなあなたがすることは、エネルギーを注入するだけ!
このメソッドは、問題の本質にピンときやすい人に変わっていくコツも伝授するため、人が辞めてくリスクヘッジにも最適です!
そして、存分に従業員のハートをわし掴みにする経営者に、ご自身を育んでいってくださいね。
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