ビジネスに【可能性を見出す】経営者とは

未来に可能性が欲しくない?前向きな経営者には、いつでも可能性があるリアル。

可能性が見出せる経営者であれば、どんなに悪い状況にあっても、問題をクリアして成功します。

可能性を見出せる人になれれば、これからの生き方や経営課題への取り組みが楽になるなら、そうなりたいですよね?

可能性をたくさん考えられる経営者は、一枚の手札しかないと思い込んで仕事を進めるよりも、いくつかの手札がある中でビジネスをやれるため精神的にも楽です。

今回は身近に感じられる「食」をテーマにして、可能性が見出せる人、経営者になるノウハウをお伝えします。

【可能性の見出し方】スマート農業を営む生産農家さんのケース

世の中は暗い気持ちになる話ばかりで、特に物価高、原価の高騰はビジネスや生活に直結するため、否が応でも考えさせられるものです。

とはいえ、逆境を逆手に取る経営者がいるのも事実です。

2023年に無農薬栽培に切り替えたワケ

例えば、スマート農業を実践し、大豆などを作っていらっしゃる、とある生産農家さんは今年から無農薬に切り替えました。

その発想は、農薬が高騰してとてもじゃないけれど、ペイできないことから、それなら思い切って無農薬に切り替えようとなったのだそうです。

無農薬は時代の流れ的にも受け入れられやすく商品のウリにつながり、コスト削減にもなって、いいことづくめですよね。

この農家さんは、時代の変化に柔軟に合わせて、いつも明るく前向きな経営が、結果にも結びついておられます。

いつもとても穏やかな雰囲気で、あらゆる可能性を否定しない話を聞く力があって、一緒にいると和みます。

そのため、経営に役立つ情報は自分でも集める一方で、人から教えてもらえて集まってくるとも仰られていました。

可能性が見出しにくいタイプとは?

一方で可能性が見出せない人の特徴は、ふと立ち止まって考えもしないで「できない」「やれない」発想でしか始めようとしません。

受け付けない雰囲気があると、人からアイディアを授けてもらうことが少なくなります。

そして、いつも自分以外のところに責任があると考えるため、手札が少なく可能性が見出しづらくなってしまうのです。

じつはとても単純なカラクリなんですよね。

【可能性の見出し方】農業のケース

【可能性の見出し方】豊かな食生活にするための秘けつ

私たちの食生活に関して、食べるものが高いという声が非常に多く溢れていますが、私はそうとも言い切れないのでは?と、思っています。

以前に比べると、確かにびっくりするような値段になっている食品はあります。

ですが一方で、生産農家さんたちの努力と、物流システムがしっかりしている日本だからこそ、旬の野菜を買って料理していれば、そこまで大変に思うことはありません。

コストパフォーマンスから食の可能性を考える

私たちが暮らしで楽をしようとすれば、人が自分の代わりに作ってくれた物を買うことで補えますが、当たり前のことですが、物を買うときは人件費などの様々な経費も含まれています。

時間がないからと手間を省いて外から食べ物を買う。それで物が高いと言っているのは、じつは本末転倒です。

この視点で考えると、工場での人手不足も本当は、私たちが過剰なことをしている結果とも言えます。

企業にとっても、電気不足と言っている割には、自販機を減らそうともしませんが、もしかしたら、稼働効率のいいところに自販機を集約した方が、補充する人の労働力などが省力化できて、コストパフォーマンスはむしろ上がるかも知れません。

そして、考え方によっては、時々、心が痛むほどの価格暴落した野菜を使って、自分たちで加工すれば健康にもよく、八百屋さんをはじめ、そこに関わる人の生活が潤います。

ウメを例にして食の可能性を考える

今年はウメのなりが悪かったとのことで、梅干しを作る量が必然的に抑えられたようです。

設備投資をしたお漬物やさんは大変だと聞きました。そのためか近ごろ赤紫蘇が割安で手に入るように思います。

物価高の多くは、つき詰めると加工品に関してです。

そのため、頭を切り替えて、各家庭で自家製のシソジュースを作れば、熱中症対策、疲労回復など健康維持にも一役買いますし、砂糖がたくさん入ったジュースなどを買わなくても済むとも考えられます。

ホンモノの働き方改革の在り方とは?

ですが、その割高の食品を買うために、「もっと働かないといけない」と言う発想しか持てない場合、私たちはなんともムダでいびつな生き方をしているとは言えないでしょうか。

そこに気づきもしないで嘆くのであれば、それは賢い生き方と言えるのでしょうか。

適切な需要供給のサイクルになれば、適切な労働力の配置で済みつつ、本当に必要なものに投資が分配されることで、社会のいろいろなシチュエーションで、ムダを省ける可能性が出てきます。

すると、形だけの「働き方改革」ではなくなり、必要だからそこに労働力を割くことになるため、過重労働や、人手不足も解消されていくことでしょう。

つまり、いまは無駄なやり取りが社会を巡りめぐっているにすぎず、発想の転換をして、ロスが多いことを真剣に考えない方が問題なのではと思っています。

無駄を省けない経営者

きれいごとじゃない「儲かる成熟社会」になっていくには?

結局は「みんなに利益が出ればそれで良い」はず。

そして、なんのために働いて、なんのために生きているのか私たちは本質を忘れてしまっているのではないでしょうか?

そして、これを可能にしていくのには、一人ではできない壮大な話であることは分かりますよね。

ただ、うすうす「いまの社会システムはおかしいぞ」と気づきはじめた人たちが増えているのは確実で、昔ほどは、「綺麗事を言うな!」とか、偏り過ぎた意見だけじゃなくバランスが良くなってきたように実感しています。

2つのグループに分かれていく、これからの可能性とは?

何がなんでも無農薬という風潮には抵抗があると言う人もいたりします。工夫した結果、無農薬にしたらうまくいった、という発想だと共感すると言う人もいるのです。

そのため、この回のトピックで申し上げた、2つのグループに分かれていく流れは、こう言うスタンスにも現れているように見えます。

どちらを選んでもいいものの、一つは今までのやり方、在り方にしがみついていく層。

関係は縦方向しかなく、ユニコーン企業は夢の話となり、可能性が見出しにくいため、暗い気持ち、少しの幸せで満足しようとする画一的な社会です。

win-winの関係でビジネスに可能性を見出す

一方で新しく出てきている層は、今のシステムでは、みんながWin-Winにはなれないし、むしろWin-Winでないと社会が成り立たないと理解した成熟した人同士で繋がるビジネス社会になっていくのだろうと考えています。

固執しない関係性だからこそ、いかようにもどんな結びつき方も否定しないので、可能性が広がっていきやすいのです。

一人だけでやっているわけじゃなく、他社は競争相手ではないと分かっているので、先行きが怖くないし不安にもなりません。

私はもちろん、後者の波に乗っていきたいと思っていますし、共感して一緒にそんな社会の実現を速めたい方のサポートを是非させていただきたいと強く願っています。

そんな未来の可能性を拡げるために、エネルギーを注入することのメリットを図にあらわすと以下のようになります。

経営に可能性が見出せるメカニズム

あなたがすることは、ただエネルギーを注入するだけなのです!

それだけで、今まで蓄えてきた知識や経験に道が開きやすくなって、自分では思いつかなかったアイディアなどがひらめいて可能性を拡げることができます。

あなたが今の自分を軽々と越えていくお手伝いをして、社会の発展につながる可能性を共有させてください!

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私はド素人にもかかわらず、5日間でホームページの引越ができたのですが、それはエネルギーで可能性を拡げ、人とのご縁が結ばれていった結果でした。

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今回取り上げた生産農家さんからうかがった、スマート農業に変えていったいきさつについてをこちらの記事で読めます。

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