【跡継ぎになりたくない!】不安材料のつぶし方

不安がなくなれば社長になる?
不安な後継者に必要なのは、コレだけ。

現経営者が親や親族で、跡継ぎはあなた…と言うようなファミリービジネスに、すでに現在従事していても、実はこっそり、跡継ぎになりたくないと思っている方はいらっしゃることでしょう。

ホンネは「家業を継ぎたくない」とお悩みですか?

そんなあなたのために、今回は跡継ぎの方が「社長になってもイイかも?」と思えるよう、不安を和らげる原因と対処法をお伝えします。

消極的な跡継ぎの悩み

ラッキーなのに実感がない

跡継ぎになりたくない、あなたはいわゆる消極的後継者と呼ばれています。

不安材料を潰したくてこちらのブログに来てくださったことでしょう。

とはいえ、2018年と古い資料になりますが、中小企業庁がまとめたこちら1を見ていると、「安定的に利益を確保できている(と思う)」の割合が、若干ですが積極的後継者より高いんですね。

そして、後継者が継ぐ業種は「建設業や製造業、不動産業」でも多いということは、当たり前のことですが、起業家と比べるとゼロから設備投資などをしなくて良いですし、融資もおりやすいわけです。

ということは、後継者でも特に消極的後継者は、ゼロから始めた同世代の経営者たちからすると、現実的には超ラッキーな星の元に生まれた方が多いことが分かります。

モッタイナイ精神の跡継ぎ

とはいえ、能力不足や責任が重いことが、後継者になりたくない理由に挙げられていて、実は精神的なプレッシャーの方が大きいのかも知れません。

能力不足に悩む後継者

それは、より恵まれたポテンシャルではじめられる消極的後継者に比べて、積極的後継者の方が「現在従事している」と回答した割合が高いことからも、うかがい知れます。

ですが、ここが悩みのタネなのでは?

つまり、心の奥底にあるモッタイナイ精神ではないかと思うのです。

捨てるに惜しい一方で、跡継ぎの方がそれぞれに抱える、社長になりたくない理由のはざまで、積極的に変われないのが現状かも知れませんね。

とはいえ、私はあなたに足りないのは能力ではなくて、自信だけだと思うのです。

ですが、今は情報化社会であり、サービスも様々あるため、良質な情報が得らえる人になりさえすればいいだけなど、実際には不安材料のつぶし方はいくらでもあるものです。

ラッキー跡継ぎは自分の魅力の再確認を!

跡継ぎにとっては人材流出もラッキー

私は個人的には、創業者より2代目以降の跡継ぎの方のほうが、一緒に働いていてホッとすることが多いのですが、これは世代によるのかも知れません。

どうせ近い将来、あなたがトップに就くのであれば、会社の新陳代謝は免れないでしょうから、若手に支持される方がむしろ、よいのではないでしょうか。

代替わり時には、人材流出が起こる確率が高いのは事実とはいえ、親を支えた世代もいずれ若い世代にバトンタッチが必要ですよね。

そうであれば、本当には人材流出は困ったことではないことが分かります。

それを恐れるよりも、人材流出が起こらないように、ご自身の参謀を育成すればよく、またその右腕として優秀な人を引きつけたいのであれば、あなたの器を大きくするほうが何かと役に立つ、と言えそうです。

離職を防ぐ経営者の器を育てるには

【あなたはこう見られている!】魅力3選

ちなみに、私が跡継ぎならではの魅力だと思うポイントは、以下の3つです。

  • もって生まれた育ちの良さ(ガツガツしてない)
  • いいもの、クオリティが高い物を知っているのが当り前
  • 承継する事業に愛着がある

特に3つ目の愛着に関しては「私はこの仕事が好き」と、跡継ぎでもあった前職の副社長の口から聞いた時には、意外に思ってびっくりしたものの、聞いた瞬間、素直に「この人を支えたいな」と言う気持ちになりました。

従業員から見放されるのはこんな消極的後継者

なぜ意外に思ったのかと言うと、逃げ腰が従業員であるこちらにも見てとれていた時期があったからでした。

そして、勉強をする姿勢もなかったので、それまでは正直申し上げて求心力はなかったように思います。

ですが、この方は積極的後継者へと、途中で変わり始めたのですが、それは跡継ぎに指名されたのが転機だったように思います。

よく聞きはしますが実際に、「継いでほしい」という承継のリクエストは大切なんですね。

ですが、一度腹をくくった姿を見たとき、生まれながらのサラブレットはやはり違うんだな、と思った記憶があります。

令和の時代が求めている社長はあなた!

1、2番目に挙げた跡継ぎならではの「生まれながらの穏やかな態度」は、令和の時代にマッチして、今の荒々しい時代のうねりの中では、まさに今、人を引きつける魅力になり、買えない財産でもあります。

そこで腹がくくれさえしたら、後継社長としては最強なのではと思うのです。

それにはあなたを支えてくれる、人材の確保が欠かせません。味方は多いほどいいですよね!

あなたが自己成長すればするほど、いい人財が集まってくるようなラッキー体質になりませんか?

それならエネルギーを注入するメソッドがありますよ。

人としての器を整えて大きくする方法も、最高最善の代替わりも「あなたが変わること」で叶えていきましょう!

あなたがすることはエネルギーを注入して、今までどおり跡継ぎとして切磋琢磨するだけですからカンタンですよね。

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  1. 《参考》中小企業庁 第2部 経営者の世代交代 ↩︎

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