中小企業の人材育成【令和版】
heiwanohatajirushi
人材育成の悩みでも特に、今回は人材育成の方法が分からない悩みに的を絞り、始めるにあたって最短コースで進めたい、中小企業を対象に、いまのうちに気づいておくべき、たったひとつのことを解説します。
人材育成がなぜ、中小企業の重要ポイントなのか？
生産性を上げるには人材育成がマスト！
いままでは定期的に人材を確保できて、私が新卒で入った中小企業でも１ヶ月以上の新入社員研修をしてくれていた時代もありました。
ですが、昨今の深刻な人手不足の中、中小企業やスタートアップ企業では人を育てる余裕はありませんよね。
そのため、中途採用をしたくても人が集まらないなか、希望に近い条件で採用した従業員が、いままで経験したことのない業務が含まれているケースも多いものです。
また、受け持つ業務の範囲が多岐にわたってしまうことも含めると、どうしても従業員一人あたりのパフォーマンスの高さに期待せざるを得ません。
一方で、人材育成に力を注いでいなかった企業も数多く存在しているため、育て方のノウハウの蓄積がそもそもないケースもあり、せっかくのご縁があった人材がすぐに辞めてしまうという悪循環に陥っているのが現状です。
【時間短縮！】中小企業の人材育成ロードマップ
ですが人材育成にお悩みの中小企業にとって、いろいろな意味で『時間がない』ことも悩みのタネでは？
そして、人材育成をするにしても時間だけでなく、コスト面でも効率的におこないたいと思うものです。
すると、最短コースで人材育成ロードマップを描く必要が出てくるものの、経営課題は多岐にわたるため、正直、必要性を感じていても、どこからはじめていいのか頭の整理がつかない経営者の方も多いのでは？
「人材育成の方法が分からない」悩みには、まずはあなたの会社が、どこに向かっていくべきかを把握するためにも、今回は、非常に基本的な話から始めたいと思います。
基本的ではあるものの、最後まで読むと、「こうすればいいかも？」なんて、アイディアが浮かぶかも知れません。
【ここがポイント！】あなたがしたいのは「育成」？それとも「開発」？
まず、人材育成は、主に新入社員・若手社員・管理職を対象に、不足しているスキルを新たに身に付けさせて、企業の成長・発展に向けて、業務を遂行する力を育むためにするものです。多くの方が育成と思っているのはこちらですよね。
つぎに、人材開発は人材を経営資源として捉え、社員が持っている能力やスキルの向上をターゲットに、個々の能力を最大化させることで、組織としての大きな成長を期待するものです。
なぜ、言葉の違いの説明からはじめたかと言うと、もしかしたらですが、あなたがしたいと思っていることは、おなじみの「人材育成」ではなくて、「人材開発」なのかもしれない…ということです。
それならば、中小企業のすぐには集まらない人手不足の悩みと擦り合わせると、限られた人数や時間内で生産性を上げていくには、
- 今働いてくれている従業員のスキルアップ
- 将来を見越してＩＴ化やＤＸ化を導入する
以上のような対策が挙げられます。
中小企業のための人材育成に成功するファーストステージ
今働いてくれている従業員のスキルアップと言うのも、結局のところは手作業でやっていた仕事をデジタル化することで、効率アップできるのであれば、変えていきましょうというのが、今の主流な考え方です。
ＩＴ化やＤＸ化をするにしても、従業員に使い方を覚えてもらわないといけないため、育成が必須となりますし、育つまでのガマンタイムが必要なことも知っておくべきでしょう。
すると次に悩みのタネになるのは、従業員の抵抗があったり…もしくは、経営者の理解が追いつけず進まない…などの壁が立ちはだかってくることも。
そして、事業内容によってはＤＸ化することで無人化してしまうことも可能になります。
または、デジタル化に対応するために、企業が従業員に対してスキルや知識を新たに習得させる、リスキリングと呼ばれる取り組みは、いずれにせよ配置転換が必要になるなど、別の深刻な問題が出てくることも。
問題が複雑なときほど頼りになる！あたらしい解決法
と言うのも、せっかくご縁ができた人材をそうそう手放したくはありませんよね？
効率的に進めるならば、人材の育成は企業の将来を見越してやる必要があります。
とはいえ、未来にまで確信が持てず自信がなくなりやすいでしょう。
だからこそ、どうやったらみんながハッピーな解決策になるのか、ふしぎとうまくいく方へと導かれていく、エネルギーを悩み解消ツールに使いませんか？
こんな複雑な経営課題を抱えている時こそ、エネルギーの力を借りることで、最高最善の解決策へと道筋があなたに見えてきます。
そしてあなたがすることは、エネルギーを注入するだけ！あとは行動するだけのカンタン２ステップです。
《note関連記事》
人材育成に力を入れることで、人材流出も防げるのは事実です。
ですが、一人ひとりの仕事量が増えている中で、部署や現場任せの人材育成では職場環境に余裕がないため、どうしてもいじめなどが起こりやすく、がんばって続けたいと思う新入社員の心が折れてしまうことも。
そんな人材流出を防ぎたい時、参考にしていただける記事です。
