社員とご縁の法則
社員とご縁を結べるかは、人手不足にあえぐ中小企業にとって非常に重要です。
なぜなら社員は企業の存続と成長に欠かせない経営資源といえるからです。
ですが、そんなに難しく考えることなく、「ぜひとも恵まれたい社員とのご縁」「切れたいご縁の社員」でも良いと、じつは私は思っています。
そして、「ご縁が欲しいよー」と言う経営者の声がある中で、「辞めて欲しい社員がいてどうにかしたい」と言う声も聞かれるのが実際のところです。
とはいえ、やはり社員とのご縁に対して、こんな望みを持つ方がほとんどのハズ。
長く勤めてくれる社員に集まってきて欲しい!
そんなあなたのために、吉凶をコントロールするマーケターいとうが実際に現場で見てきた経験から見出した「社員とご縁の法則」についてご紹介します。
社員とご縁はトップ次第
長く勤める【ご縁の秘けつ】はたった一つ
社員とのご縁が結ばれたり切れても良いと思うのは、「善か悪か」や「良いか悪いか」ではなく、あなたの会社のカラーに合っているかどうかだけだからです。
むしろリミッターが振りきれているくらい独創的なカラーであるほどいいですよね。
とあるブランディングがしっかりした企業さまは、どこをどう切り取っても、その会社のトップである代表の美意識が反映されていました。
会社の立地、建物、しつらえや設備にはじまり、ランチの無料提供(すべて手作りで実に美味しい!)、営業は別として技術職にはノルマがなく、とことん時間をかけることが許されています。
そして、早くから社員を守る姿勢が貫かれており、媚びない営業スタイルですが業績に響きません。
ブランディングとマッチしていることもあり、そんな強気のスタイルをまわりも認めるようになるものです。
社員とご縁を切る意外なコツ
さて、ある日突然、営業部長が定年退職されました。
とはいえ実際には、年齢的に今どきにしては早すぎる感は否めません。
事の真相は知る由もないものの、新体制の顔ぶれや雰囲気を見ると、失礼ながら、むしろこの営業部長が異質に感じられ、「これで正解かも」と、思わず思ってしまったほどです。
この退職劇を見ていて思ったのは、「粛々と」です。
いいか悪いかの判断はなく、感情も交えない退職劇という印象を受けました。
実はむかしは私も、職場でリストラが起こったときに、「悪い」と判断していたものでした。
ですがその後、リストラされた同僚たちはむしろ、好待遇の会社にどんどん再就職していったことから考えが改まりました。
「一瞬先は闇」と言うものの、それは思い込みで、そう思う人はそうなるだけの話だったりします。
社員とご縁は、王道の〇〇が重要!
もちろんちょっとずつ時間をかけて変わってきた上での「いま」ある完成形ですが、この企業には、一貫した「ヴィジョンがある」といえます。
企業としての価値観、カラー、社員に求めるものがはっきりしているので、採用後は「すぐ辞めるか」「長く続くか」どちらかのようでした。
また、辞めたとしてもご縁があった社員に声掛けすると、戻ってくることもありました。
わたし目線ですが、戻ってきた方がよりエンゲージメントが高くなる感じを受けました。
ということは、やはりよく言われていることですが「ヴィジョン」は明確にと言うのは本当ですよね。
そのためには、どれだけあなたがご自分のことをよく知っているのかが重要になってきます。
社員とご縁に恵まれるトップになるために
ご縁に恵まれる2大ポイント
- あなたの会社にヴィジョンはありますか?
- あなたはどれだけ自分のことを知っていますか?
社員と長く続くご縁に恵まれたいなら、この2つは押さえておくべきポイントといえます。
たとえば、先述の元営業部長の勤続年数は決して短くはありませんでした。
ですが、時間の経過とともに大きく育った「代表の器」の変容に呼応せず、元営業部長はもしかしたら、内面を磨くじぶんアップデートができなかったのかも知れません。
すると、ご縁が切れたのも必然だったのかも知れません。
【じつはコレだけ!】社員とご縁に恵まれる秘策
ということは、あなたが長く勤めてくれる社員を引きつけたいのなら、「社長の器」を整えて大きくすることが必要になります。
実は自分のことをよく分からない人ほど、望まない人を引きつけやすくなるからです。
ですが、私たちの多くは自分のことをよく分かってないのに「分かっている」と思い込み、勘違いしています。
これでは先には進めないのは当然です。
そんな思い込みに気づくことで、自分軸はどんどん強固になるため「ヴィジョン」がクリアになり、「社長の器」を短期間で大きくできるのがエネルギーの注入です。
お忙しいあなたがすることは、ただエネルギーを遠隔で受け取るだけ!
寝転んでいても構わないほどカンタンです。
このトピックを書こうと思いついたのは、私の住んでいるマンションで隣人トラブルが収まったのがきっかけです。
まぁ、隣人トラブルと言うほどではないのですが、近ごろ新しく引越されてきたのか、それまでの住環境とは変わってしまい、上の階の生活音がガンガン聞こえてくるようになったのでした。
「この先もこのままの状態が続くのかな?」
と思いながら、セッションを自分にしてみたところ、徐々に収まり、気がつくと今では気にならないほど再び静かな生活に戻りました。
セッション後に自分でもいろいろと気づくべきコトが出てきて、腹おちしてからすぐに状態が収まりました。
そしてこの気づきによって、それまでよりも生きやすくなるような考え方になりました。
こんな風にふしぎと知らない人とですら関係が変わっていく、器が整うのが、このエネルギーを悩み解消ツールに使うメリットですね。
ぜひ、ご自分の器を整えることで「社員とのご縁」に恵まれてください。