企業存続に【人手不足の改善】はじめの一歩

企業存続ここからはじめる!業績アップもまずは人手不足解消から

企業存続には業績を上げる…というのは、言うまでもありません。すると、業績を上げるにはどうしたらよいのか?

上手くいっている中小企業を分析した最新の結果から、人材の確保をしつつ省力化への取組をワンセットで進めた成果が見てとれます。

中小企業庁による2024年版 中小企業白書・小規模企業白書の概要から見えてきた、企業存続のため2024年の今、どこを目指せば効率的に変革していけるのかについてご紹介していきます。

企業存続と人材確保の関係

参考:中小企業庁による2024年版 中小企業白書・小規模企業白書の概要

人材を十分に確保できている企業は
働きやすい職場環境・制度の整備が進んでいる

まず、人手不足が叫ばれる中小企業といわれるものの、人手が不足していない中小企業さまも存在しているもので、その要因について上位10項目は次の通りとなっています。

1. 賃金や賞与の引き上げ

2.働きやすい職場環境づくり

3.定年延長やシニアの再雇用

4.福利厚生の充実

5.公平で公正な人事評価

6.働き方の多様化やワークバランスの推進

7.仕事内容の魅力度の向上

8.業務プロセスの見直しなどによる効率化

9.多様な人材の積極的な採用・登用

10.機械化や自動化の実施

こうやって一覧で見ると、ごく一般的に言われている人材確保の成功術を基本に忠実におこなっていらっしゃるだけだと分かります。

とはいえ、全部をした結果というよりも、自社に合わせて試行錯誤をした結果でしょう。

後ほどご紹介しますが、経営ビジョンを掲げて何をすべきかを定めた上で、実施されていることが好事例から見てとれます。

※参考リンクの概要(PDF)p.34以降に、取組に対する参考事例がずらりと掲載されています。

省力化がカギ!人手不足と売上アップ

一方で規模の小さな企業ではまだ、人手不足への対応策の一つとしてあげられている、省力化投資の取組が進んでいません

ですが、省略化投資を実施した企業では、人手不足の緩和に加えて、売上高の効果も期待されているからこそ、いま省力化を後押しする助成金や補助金が多いという現状があるわけですね。

省力化は、人の手で行なっていたことを機械化やデジタル化を進めて、生産性の向上につなげる取り組みです。

いずれにせよ、人手不足が解消されることは、もはや考えられないため、早めに省力化することが賢明です。

なぜなら導入しても、使いこなすまでに時間を要するからです。

つまり、省力化の取り組みをしても、すぐには結果が出るわけではなく、既存のやり方と並行して行う時期が必ず必要なことを念頭に置く必要があります。

まずはコストがかからない業務プロセスの見直しを

ですがその前に、コストをかけずにできることとして、業務プロセスの見直しなどによる効率化があります。

経営側からは見えてこないかも知れませんが、現場にいる人間からすると、「本当にこれやらないといけないのかな?」と思うような効率の悪いフローや業務は必ずあるものです。

これは同じ立場の従業員どうしでは解決が難しいので、これこそ経営者に指揮を取ってほしい内容なのです。

そのために業務フローの洗い出しからはじめますが、先に申し上げた省力化のための自動化、機械化にも応用ができますので、とにかくまずはここから!といった感じでしょうか。

悪循環に陥りやすい経営上の問題点とは?

そして経営上の問題点として、売上不振、利益減少、求人難を合わせると中小企業で63.9%、小企業で67.5%というふうに、省力化に取り組まないため生産性が上がらない、職場環境の整備が進まないといった悪循環に陥っているのが現状です。

ですが、省力化のための補助金や助成金を利用して、独自のシステム構築をして効率を上げたことで、受注増、残業時間削減、人材採用・定着の強化につながった企業様の例も見受けられるのです。

つまり省力化によって経営課題の一つでもある人材難をクリアできるということ。

そして人材難の改善には社員の満足度を上げることも時代の流れとして欠かせません。

従業員が自分を大切にできる職場づくりに取り組んだことで、事業拡大と従業員数の増加、新卒定着率も高水準という企業様も事例集に掲載されています。

苦しいのに賃上げをするよりコレやってみて!

原資がない賃上げは苦しい

また賃上げの傾向があるとは言え、原資がなく上げている企業も多い中、業績が上がることでインセンティブの形でボーナスに反映されるやり方も良いのではないでしょうか。

実はそちらのほうが、月々の給料がチョロッと上がるより、従業員側はうれしさ倍増だったりします。

社員を巻き込んで未来の展望を描くようなミーティングを開いて、同じ目標を共有して、「成果が上がればインセンティブを!」と明言していればヴィジョンを共有できますし、盛り上がるのではないでしょうか。

意見を聞いて欲しいと願う、隠れ従業員は大勢いるからです。

コストゼロ円ですし、まずはやってみてはいかがでしょう。

ただし、言い出しっぺの人に押し付けるのはいけません。必ず意見が尻すぼみになります。優秀な社員ほど下を向きます。

「みんなでやろう!」そんな雰囲気づくりが大切です。

社員に好かれたいならなおさら、同じ作業をすると心の距離がぐっと近くなるものですよ。

これは会社の規模に関係なく人と人とのつながり、コミュニケーションの一環ですから、社員の心に響かせるアクションは大切ではないでしょうか。

企業存続ファーストステップは人材難の徹底カイゼン

このように見てくると、企業存続のためには、まずは一つのことでも取組をスタートすることが大切。

それには、あなた一人で引っ張っていくのには限界がありますよね。

仲間は大勢いた方がいいに決まっています。

そのためにもまずは将来を見据えて、人材難を根本から改善しませんか?

働き手である従業員はあなたの器に合った人がやってきます。

事業の継続と発展には若手人材の採用を含めて、多様な人材がいた方が会社の足腰も強くなりますよね。

そんなときこそ、どうしたらよいのか分からない課題を、エネルギーであなたの器を大きくすることで解消しませんか?

後戻りがない自己成長ができる新しい自己投資術です。

人に恵まれる
役立つ情報を引き寄せる
何をすべきか思いつく

企業存続に向け、人に恵まれるだけでなく、経営判断に必要な情報が引き寄せられてくる、現状打開のための新しいアイディアやひらめきも思いつきやすくなりますよ。

あなたがすることはエネルギーを受け取るだけ!

人手不足の改善をしたいなら、まずはあなたの器を大きくすることから。

つい眠たくなるといった感想もあるエネルギーの注入ですので、休日のリラクゼーションがてら、ご自宅で受けとってみませんか?

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