家族経営の小さな店が売上をアップするノウハウ
ご家族で営まれているなじみの八百屋さんはとても小さな坪数ですが、商売熱心で、いつ行っても何かしら売場づくりのアップデートをされています。
ですが、そんな工夫上手な八百屋さんから、「ふしぎなものでどうしても売れ残りが出てしまう」という話をうかがいました。
今回はその対策について、プラスアルファで売上もアップできないか、アイディアを考えてみたのでご紹介したいと思います。
売れ残りもちょっとしたことで違ってくる!
経営者の方なら、ご経験がおありかと思いますが、ちょっと切り口を変えるだけで売れ行きが変わることがあります。
ABテストと言って、いくつかのパターンで試す必要はありますが、「タイムセール」を切り口にしてみてはいかがでしょう。
パブロフの犬の条件反射をつかう
とあるスーパーでは、毎朝、ほぼ同じ時間に「おつとめ品」を専用のラックにドサーッと出しています。
すると、この時間がくると、おつとめ品になったばかりの品物が出されることを知っているお客様がやって来ます。
その時間になると人だかりができるほどです。
個人商店、スーパーといった概念を外せば、個人商店も「タイムセール」があってもいいはず。
そのため、このお野菜は早めに売ってしまいたいと思うものを
「数量限定タイムセール中!本日の目玉は〇〇」と言った具合に、具体的にお野菜の名前を段ボールに書いて、決まった時間に入口に置いてみましょう。
まずは小さく始めるのがキホン
また、こちらのお店では品質管理を細かくしているため、夏の時期、軒先に野菜(商品)を置くことはありません。
ですが、本来ならば軒先に並べた方が入店をうながす呼び水になります。それならば、立て看板で代用するという手を使うのです。
たとえば小さなお店なので全ての野菜を並べることができないことから、表に出してなくても冷蔵庫には定番の野菜を貯蔵してます。
それを知らない方もいるはずなので、段ボールに野菜名とお値段を書いて、「鮮度バッチリ!冷房のきいた店内でお待ちしてます♪」などと試してみる。
段ボールでやってみて、うまくいったら黒板のような入口専用の立て看板を買う…と言ったステップを踏むと安心ですね。
実は他にも私から見て、「これやったらいいのに!」と思うアイディアがたくさんありますが、ご家族ではナカナカ気づけないのかも知れません。
人に恵まれてゆき
売上アップのヒントも
思いつきやすくなる!
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