社員マネジメントに成功したいなら、これからはコレ!
従業員からモラハラ、パワハラと思われてもいけませんし、逆にモンスター社員に悩んだり、社員同士のいじめや人間関係など、マネージメントをする立場にある方にとって、いまほど社員のマネジメントが難しい時代もないかも知れません。
とはいえ、離職につながり、定着率にも影響してくるので、放っておくわけにはいかない問題です。
これからのマネジメントをどうしたらいいのか?
解決の糸口を「国際競争力ランキング2年連続1位」のデンマークを例にご紹介します。
デンマークの社員マネジメント術
管理や指導がマネジメントではなくなる時代へ
これから紹介する記事を読んで、ふと私は前職の社長を思い出したのですが、初めてお会いした時のミーティングでこういわれました。
「君に任せるよ。思いっきりやってくれ。あとはじぶんが責任をとるから。」
外資系企業の親会社からやってきたこともあり、社員はみな内心ビビっていたのですが、この一言で、彼への求心力が高まり、社内も一瞬で明るくなったものです。
一方で、日本企業でこんな経験をしました。
それまでは自主性に任された営業スタイルが許されていたのに、マネジメントの体制が変わり、毎晩のように終業後にミーティングと称して、ひとりひとりに直すべきところを指摘するような上長の指導法に変わりました。
すると、あっという間に、社内の雰囲気は暗く、活気がなくなってしまったのでした。
デンマークの例
この「君に任せるよ。」と言ってくれた人は、思い起こせばデンマーク人でした。
この時、かれこれ10年以上前の話ですから、このマネジメント術は歴史があるんですね。
それで、つぎにご紹介する記事に書いてありますが、「任せるよ」といったところで、放置するわけではありません。
具体的にどう指導するのかというと、
- 人は失敗するものなのだと認知
- その上で、任せる(部下は自主性が必要、そして自分で考えなくてはいけない責任を持つことに)
- そして、失敗したら一緒に次からどうしたらよいのかを考えてあげる
この3つのステップで、残業ゼロでも成果を上げているのです。
参考:週刊現代「部下を細かく管理したがる」日本とは大違い…!デンマークが2年連続「国際競争力世界一」になった「驚異のマネジメント術」
社員を信じられる人になるヒント
デンマークではこの方法に歴史があるので、効果的だとしても「付け焼刃」むずかしいやり方だと言えます。
また、聞くと簡単そうですが、実際には勇気がいることですよね。
人を信じるというのは、まず自分を信じられないとできませんから。
それには人としての器を大きく整えて、心の成長を育むことが大切になります。
これは自分だけでやろうとしても、すぐにできるものではありません。
そんな時、エネルギーをツールに使うことが「心の成長」をうながす近道になります。
1年後にはマネジメントに悩まない、自分の成長の手ごたえが感じられるメソッドです。