わたしの成功のななふしぎな7つのヒミツ<6>
経営者やトップというのは時には冷酷な判断をする必要にも迫られる立場にあります。
わたしの父は、経営者というわけではなかったものの、リストラや付き合いの長かった取引先の変更を断行するかじ取りを任され、そのたびに煽るようにお酒を飲んで気を紛らわせることが多かったものです。
情がない人であれば苦しまなかったでしょうが、相手の生活や一人一人の顔が見えていると、冷静ではいられなかったようです。
嫌われることを覚悟で、自分だってしたくないことをしないといけないのですから、当時の父のことを思うと胸が痛みます。
家族としても理解してあげられずにかわいそうなことをしました。
そのため、あなたが父のように苦しまずにすむよう、経営者としてのあなたの心も守ることができる、「愛される経営者」になるノウハウをお伝えします。
経営者は嫌われることを受け入れるべき?
「嫌われる勇気」という本もあるくらいですから、ふつうは「好かれるか」「嫌われるか」といった話になりますよね。
そして、現実的には「嫌われるようなことをするのだから、嫌われるのは当然だし、それを受け入れることが現実的だ」という発想になって当然とも言えます。
ですが、私がご提案する「愛される経営者」なら、嫌われないし、落ち込むことなく難問をクリアしてゆきます。
むずかしい時こそ!八方よしは超おススメ解決法
父を例に見ると、実際におこなったことは、単に社員や取引先を切るのではなく、ダメージを最小限に抑え、彼らにとっても会社にとってもメリットと目標を達成する形で難局をクリアしていました。
いわゆる八方よしで経営課題を解決したんですね。
そこに至るまでには、絶好のタイミングを狙って時間をかけ、リサーチや数字のシュミレーションも重ねつつ、まわりからの非難に、じっと耐える忍耐力が必要だったようですが、ものすごーく考え抜けば、そういうやり方もできるという好例を見せてくれました。
トップはなぜ嫌われると苦しいのか?
だから残る問題は、「誰にも理解されず、嫌われている状況」こそ、父にとって非常につらく苦しんだこと。
ですが、これは相手に軸足を置いているから起こります。
イライラしている相手に落ち着かない、喜ばせようとしたのにうまくいかずに凹む、拒絶や怒りが恐くて言動が左右されるなどして、逆に自分で自分が許せないなど…
つまり、自分の評価や自己価値というのが相手にゆだねられてしまっているから苦しいわけです。
嫌われても苦しまないノウハウ
では苦しまずに済むにはどうしたらよいでしょう?
それは相手の反応がどうであれ、自分がどんな自分でもいつでもOKをだせる、自己肯定感がマックスでキープできればよく、自尊心が傷つくこともなくなります。
現実は自分の内面が映しだされたもの。
だからこそ、自分がまず、自分にOKを出していつでも愛せるようになれば、まわりもあなたを愛してくれるようになれます。
とはいえ、言うはやすしなのは、私たちには心が備わっているから、とってもとっても難しいんです。
心は理性で割り切れるものではなく、長い期間を難しい立場に耐えながら、自分を保つのは至難の業です。
ですが、そんなときこそエネルギーをツールに使えば、叶えられるマインドに自分を高めていけるんですね。
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